[完成品] 　1/48 　日本陸軍　五式戦闘機　一型乙

[完成品]ハセガワ製1/48スケール
日本陸軍五式戦闘機Ⅰ型乙
川崎航空機製
陸軍明野飛行学校所属機
模型サイズ：全幅：251mm全長：186mm全高：79.5mm

ハセガワ製1/48スケールのキットを製作、塗装しました。塗装は主にエアーブラシによる吹付塗装です。塗装色は機体上面は川崎系陸軍濃緑色、下面は陸軍灰緑色、落下増槽タンクは黄橙色、プロペラはレッドブラウン日本機プロペラ色です。主翼前縁の黄橙色味方識別帯は吹付塗装です。製品の仕上がり具合は画像にてご確認願います。尚、非常にデリケート商品ですので、出品に際しては細心の注意を払って梱包、発送致しますが、輸送途中で部品の脱落や部品の折れ等が発生するかも知れませんので、できれば接着等ご自身で簡単な補修の可能な方の入札をお願い致します。

[五式戦闘機について]
『五式戦闘機』は三式戦闘機『飛燕』Ⅱ型の液冷発動機を空冷発動機に載せ替えた機種です。Ⅱ型で新開発された液冷発動機『ハ-140』の生産が難航し供給がままならなくな、空冷発動機の三菱『ハ-112』に載せ替えたのが本機です。発動機変更の決定からわずか3カ月で設計完了しその3カ月後には五式戦闘機(キ-100）として早くも正式採用された。液冷発動機から空冷発動機への載せ替えて機首を滑らかに成形した設計は同じように発動機を乗せ換えたドイツのフォッケウルフＦＷ-190の機体設計を参考にしたようです。実は川崎では空冷発動機の搭載変更は以前から研究されて『飛燕』のバリエーションとして計画されていたのではないかと思える節があり、それが短期開設計ができた理由だと思います。それに普通なら『飛燕』の改良型なので『飛燕3型』となると思う。試作番号が『キ-100』を与えられたのも怪しい。(次のキ－101は1943年の試作番号)五式戦闘機は発動機の変更で信頼性と稼働率が向上しただけでなく、性能面でも予想以上の成功でした。機首前面面積が増大し抵抗が大きくなったのに最高速度は三式戦闘機1型よりも20km/hも早くなり、重量は軽くなったので運動性能も向上した。急降下制限速度は『飛燕』のDNAを引き継ぎ850km/hと非常に高い。(零戦では630km/h)甲型は胴体が飛燕Ⅱ型のままでキャノピーがファーストバック型、乙型は涙滴型のキャノピーに変